自閉症
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自閉症

自閉症の症状自閉症は個人差がありますが、だいたい3歳くらいまでにはっきりと症状が表れます。
ここでは、自閉症の人にみられる主な症状を紹介しています。

自閉症の3大症状やその他の症状

三大症状とは自閉症の症状は人それぞれですが、ある3つの能力障害があることは共通しています。
どんな自閉症にも必ずみられる3大症状を紹介しましょう。

周囲とのコミュニケーションが困難

自閉症の子は、人の気持ちを理解し、コミュニケーションをとることが苦手です。
話しかけても応えなかったり視線をそらしたりして、きちんと会話することができません。

幼稚園や学校へ通っても、クラス名との輪の中に入らず一人でいたがる子が多いです。
なかには全く人見知りをしないタイプの子もいますが、会話や協調がうまくできないため、なかなか友達を作ることができません。

人間関係を築いたり、うまく交流をすることができないのは、家族の場合でも同様です。
たとえ母親に話しかけられても、まるで他人のようにそっぽを向いてしまいます。
なかには叱られているのに表情ひとつ変えなかったり、笑ったりする子もいて、親を混乱させてしまいます。

自閉症の子は、決して悪気があってそのような態度をとっているわけではありません。
相手の表情から喜怒哀楽を読み取ったり、感情を理解したりすることができないのです。

言葉の発達や理解の遅れ

私たちは通常、成長するにつれて、どんどん言葉を覚えて使用するようになります。
しかし自閉症の子は、言語発達に遅れがみられ、言葉が話せるようになるまでとても長い時間がかかります。

その上その言葉が何を意味し、何を表しているのかを理解することができません。
たとえ言葉を発するようになっても、その場や状況にそぐわないような意味不明の言語であることが多いです。
さらに、言葉には感情がこもっていません。
まるで台本に書かれたセリフを棒読みしているかのような話し方をするという特徴もあります。

相手の発した言葉をそっくりそのまま返す「オウム返し」も、自閉症の子によくみられる現象です。
そのため相手を怒らせたり、イライラさせてしまうことが少なくありません。
言語不足を、身振り手振りで補ったり、表情を作って伝えたりすることも困難です。

興味の対象や行動が限られている

自閉症の人は、興味の対象や行動が限られており、いつも同じ状態であることを好みます。
変化を嫌い、そこにあるはずのものが無くなっていたり、決まりごとを変更したりするとパニックを起こします。

外出するときは必ず同じ道を通る、靴やスリッパが散らかっていたら、例え自分のものでなくてもきちんと揃えるなど、常に同じ状態でないと気が済みません。

自閉症の人は、同じ動きを繰り返すものに強い興味を示します。子供の場合は、車のタイヤや駒など回転するものをいつまでも見つめていたりします。
しかし、それらを正しい遊び方で遊ぶことはできません。

身体を前後にゆらしたり、手をひらひらさせたり、クルクル回ったりなど、単調な動きを繰り返す子も多いです。
しかし不思議なことに、これらの動作をずっと続けているにも関わらず、目を回すようなことはありません。

【自閉症全書】コンテンツ分類
  • 【自閉症の基礎知識】症状・原因を知り診断・検査から薬を使った治療に役立てる
  • 【自閉性障害と診断されたら】言語教育やSST、運動などを通じコミュニケーション能力を高める方法
  • 【自閉症の合併症や似ている病気】ダウン症候群・知的障害・アスペルガー症候群などの合併症や併発しやすい病気
  • 【自閉症Q&A】治療法や遺伝の心配、退行現象やサヴァン症候群、就職についての疑問を解決
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