自閉症
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自閉症の人の就職について

自閉症

就職するために自閉症は、コミュニケーション困難などの特徴がみられる障害です。
そのため社会に適応することは、かなり至難の業のように感じられるかもしれませんが、適切な配慮や支援を受けることができれば、立派な社会人として働くことができます。

自閉症の人が就職を希望し活動を行うにあたり、知っておいて欲しいことをまとめました。

向いている職業や就労支援施設について

向いている職業自閉症をもつ人は、こだわりが強く規則性のあるものを好む傾向があります。
そのため気難しい、頑固だなどと表現されることもありますが、そんな自閉症特有の性格をうまく活かせれば、一人前またはそれに近い仕事をこなすことも不可能ではありません。

自閉症の人に向いていると考えられる職業や、就労支援を行っている施設などについて紹介していきましょう。

ルーティンワークが向いています

自閉症の人は急な予定変更に対応したり、他者との言葉のやりとりが得意ではありません。
そのため、できるだけ対人スキルを必要とする仕事は避けたほうがよいでしょう。
特に、会話や行動に臨機応変さが求められる接客業や営業職は不向きと言えます。

自閉症の人はどちらかと言えば、他者との接触が少ないルーティンワークが向いています。
ルーティンワークとは単純作業のことであり、具体的には工場での流れ作業や、機械の部品の組み立てなどがそれにあたります。

同じ作業を延々と続ける仕事なので、ルールを頑なに守ろうとしたり、規則的な行動をとることに安心を覚える自閉症の人に適していると言えます。
実際にこのような職場で働いている人も多く、一度やり方を覚えると間違えない、集中力が持続する、仕事が早くて丁寧などの長所を高く評価されているようです。

適していると考えられる仕事

  • 工場作業
  • レストランの厨房での食器洗浄や清掃
  • スーパーマーケットの品出し
  • クリーニング
  • ビルメンテナンス
  • プログラマー、システムエンジニア
  • 学者
  • 芸術家

地域障害者職業センターについて

地域障害者職業センターは、自閉症などの障害を持つ人を対象に、就職に向けての相談や職業能力の評価、仕事の訓練、仕事の紹介などのサービスを提供している施設で、全国47都道府県に設置されています。
障害を持った方のためのハローワーク、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

この施設では、個人の希望や障害の程度などを考慮した上で、適している仕事をアドバイスしてくれたり、職業訓練を受けたりできるので、就職活動にたいへん役立ちます。

支援内容はさまざまですが、特に心強いと言えるのはジョブコーチの派遣でしょう。
ジョブコーチとは、実習や就職の際に一緒に企業へ行き、仕事におけるきめ細やかなサポートをしてくれる人のことです。

自閉症は人とのコミュニケーションが難しいため、指示内容を理解できなかったり、意思の疎通が上手くいかなかったりすることが度々あります。
そんな時にお互いをフォローし、仕事が円滑に進むようにサポートしてくれるのがジョブコーチの役目です。

これらの支援を受けることにより、会社との関係が良好になって職場で活躍できる可能性が高まりますので、ぜひ活用を検討してみてください。

【自閉症全書】コンテンツ分類
  • 【自閉症の基礎知識】症状・原因を知り診断・検査から薬を使った治療に役立てる
  • 【自閉性障害と診断されたら】言語教育やSST、運動などを通じコミュニケーション能力を高める方法
  • 【自閉症の合併症や似ている病気】ダウン症候群・知的障害・アスペルガー症候群などの合併症や併発しやすい病気
  • 【自閉症Q&A】治療法や遺伝の心配、退行現象やサヴァン症候群、就職についての疑問を解決
【自閉症全書】コンテンツメニュー
  • SSTを学ぶ - 自閉症に必須のソーシャルスキルトレーニング
  • 言葉が退行!? - 自閉症の幼児に多い退行現象
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